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ざーざー

なんでもいいじゃない

子連れ信兵衛2 第四話 十手の誇り

子連れ信兵衛2 第四話 十手の誇り感想をゆるく書いていきます。


まず個人の感想として率直に言うと今回はいつもより専門用語が多くて難しかったな〜と。


自分の足りない頭ではちんぷんかんぷんだったので台詞を一つ一つしっかり聴きスマホ片手に調べながら内容を理解する…という作業の繰り返しでした。

ニュアンスで伝わる部分と伝わらない部分があって、今までなんとなく理解できた内容も今回はそうもいかず難しかった〜…。

子連れが初めての時代劇なので尚更かも。

なので何回も何回もリピしながら少しずつ観ました。


もしどこか解釈が間違っていたらすみません。


今回宮田くんは同心としてのお話。タイトルは十手誇り。

誇り。正義に仕える自分への自尊心。正義。

上役の園部さん。先達の松村信兵衛さん。源吉さん。そして亡くなったお父さん。


誠三郎さんが尊敬する方たちがたくさん登場する。


誠三郎さんは正義感が強いというキャラクター設定だけど、今回はまさにそこが強調された回だなぁと思った。

今までシリーズ1から見てきたけどそこまで言うほど強いのか?と疑問に思ったりもしたんだけど。(疑うほどではないよ!)

でも今回の

誠三郎さんの台詞の中に、「お上の威信を示さねば!!」(ご飯もぐもぐしながら)という台詞があるのだけれど、ここに上役に仕える者としての、園部さんへの忠誠心(というよりは正義そのものへの忠誠心)が感じられて誠三郎さんの性格がよく出ているなぁと思った。


誠三郎さんからしたら、死罪をまぬがれ、罪一等(※一段下の刑に処するということ)島流しで済んだのに、また逆怨みするとはなんてやつ!!執念深い男!!ぷんすこ!!

ってことなのでしょうね。なんとまぁ可愛い。


今さら同心と岡っ引きについて調べたら同心は公務員だけど岡っ引きは同心に雇われる下請けみたいなもので、副業で生計を立てている人が多いらしくて、源吉さんとおせいさんが酒屋を営んでいる理由が解ってすっきり。今さらかよ…という感じですみません。無知すぎる…。


さて、他にも調べて解った言葉はたくさんあるよ。

金子…きんすはお金のこと。

田島屋は息子がおとよの夫、清吉を殺したことを又八のせいにして、罪を被せます。そのことをお奉行と殺された伝兵衛さん、おとよさんにお金を渡して口裏を合わせるように仕向けてたのですね。

色々な人間の企みが交錯する回だったので最初は難しくてなかなか内容を理解するのに時間が掛かりました。


正義感が強い誠三郎さんがこの五年前に起きた事件を淡々と「褒められたことではありませんがそれもまた我が子を想う父のこころというものでしょうか。」と。おそばを啜りながら言うんだよね。


そこが今回のお気に入りのシーンでもある…


ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ榎戸さんんんん誠三郎さんんんんん……!!

ってちょっと切なくなるんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおお


榎戸さん、お父様を思い出したの?って聞きたくなる…!

考えすぎだとは思うけど。

でも正義感が強い誠三郎さんなら、「悪事をお金で解決するなんて卑怯だ!!ちゃんと罪を反省して償うべきだ!!」って思うところだと思うんだよね…。

でもここは少し雰囲気が違う。

いい意味でこころに引っかかったところです。


この話で1番、宮田くんらしくもあり、榎戸さんらしくて好きなシーンがある。

それは園部さんを護るため、己の正義を貫くため、1度抜いた刀を収めたあと。

父上の記録帳を源吉さんから受け取るときに、園部さんから刀で襲われた誠三郎さんが十手で記録帳を護ったところ。


ここは初めて観たとき血液が逆流する想いで画面を見つめてしまった。


こんなにかっこいい誠三郎さんが居るなんて。(失礼)

こんなにかっこいい十手の使い方ある??

亡き父上のために十手で記録帳を護る。なんて素敵なシーンだろう。


優しい誠三郎さんが刀を抜く設定ならば、幾らでも思いつくじゃないですか。

変な話、鶴坊やおぶんちゃん、長屋のみんな。源吉さん…その中の誰かのために刀を抜くことにしてもありだと思うし、少なくとも私はその辺かなと思ってた。

でも、いかに自分が浅い人間だったのかと今回思い知らされたような。そんな気持ちになりました。


宮田くんがなにかで榎戸が刀を抜くときどんな覚悟をするのか楽しみにしててね。と言っていたので、それがどの回のことなのか分からないのだけれど、今回のことだったらいいなぁと思っている。


予告で大騒ぎになったとおり、刀を抜いて構えたときの宮田くんの表情の中には宮田くんは居なくて、自分の命をかけても、尊敬する上役の園部さんを護る。自分が用心棒をしてる間に殺された田島屋のためにも。そして、減刑されたにも関わらず3人も(厳密に言えば2人だけど誠三郎さんはまだこの時は真実を知らない)殺した又八を赦すわけにはいかない。という覚悟や焦燥、正義。色々な感情が入り混じる表情を宮田くんらしく魅せて、ほんと画面に吸い寄せられてしまった。

誠三郎さんの目力と纏う空気に圧倒された。


今回宮田くんが主役ということで、榎戸という名前が俳優さんの口から出るだけで涙が出そうになった。


主役ということは、当たり前だけど名前を沢山呼んで貰えるんだよね。

なんだか宮田くんが画面に居ない時にも「榎戸」「榎戸の旦那」という言葉が出てきて、感無量になってしまった。


序盤に園部さんに「榎戸か、入れ」と言われただけで、伊吹吾郎さんに名前呼ばれて宮田くんが出てきた…!!!!!

すごい…!!!!!!と、胸がいっぱいになった。


何回泣きそうになったことか分からない!


やはり、主役は嬉しい。



宮田くんが世間様と演出家さんに見つかりますように。